木材は、年月が経つにつれて乾燥収縮、ねじれ、反り、割れなどが起きやすく、建て付けが悪くなったり、きしみ音が生じる原因となることなどがあります。床のたわみが進行して元に戻らないクリープ現象は、新築時に問題がなくても5年後、10年後と大きく変化します。
一方、経年変化のないスチールを骨組みに使用しているCFS工法は、建築後も新築時と変わらない性能を持ち、快適な心地が維持できます。
CFS工法の骨組みになるスチール(薄形軽量形鋼)には、高性能の亜鉛めっき鋼板が使用されています。この亜鉛めっき鋼板は、日本建築センターの「工業化住宅の耐久性能に関する技術規定」(平成9年7月制定)の中で最高点の評価を得ています。例えばご家庭にある電気製品に、塗装せずに使用されている亜鉛めっき鋼板と比較してもめっき付着量が格段に多く、優れた耐久性を有しています。
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